システム冗長化
システムを冗長化するには、
- 1、障害を想定する
- 2、障害に備えて予備の機材を準備する
- 3、予備の機材に切り替えられる体制にしておく
障害を想定する
一番シンプルなシステムの例として、
システムに1台のみのWebサーバで、
ルータ1台によってネットに接続されている場合が考えられます。
この場合の発生する障害としては、
- ルータが故障してサービスが停止
- サーバが故障してサービスが停止
のような障害の発生が予測され、
この場合サーバ・ルータどちらが故障してもサービスが完全にストップします。
予備の機材を用意する
故障に備えて予備の機材を導入します。
予備のサーバ、予備のルータを用意します。
この時点では両方の機材はネットに接続していません。
予備の機材に切り替えられる運用体制にする
運用体制の整備はどこに、どのような障害が発生するか、
そのような機材で構成するか、など様々な対応を考える必要があります。
ルータが故障すると想定した対処
Webサーバが故障すると想定した対処
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【用語解説】
冗長化
システムに障害が発生しても
予備の機材でシステムの機能を
継続できるようにすること。
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