ルータを予備機に切り替える
ルータの予備機を用意しておき、
現状使用しているルータが故障したら予備機に接続を切り替える運用を
”コールドスタンバイ”といいます。
この場合、すぐにシステムを復旧させるためにも、
現状使用しているルータ機器と予備機の設定を同じにしておく必要があります。
実際ルータなどのネットワーク機器の設定を頻繁に変えることはなく、
データの蓄積などもほとんどないとおもわれますので、
コールドスタンバイは、現実的で有効な手段です。
ルータのヘルスチェック
ルータ障害によるサービス停止を検出するには、
”ICMP監視”を利用できますが、ルータに対して行うものではありません。
ルータの状態は、
きちんとパケットを送出・授受できているなどが確認できれば良いので、
ネット上のホストコンピュータから
自身のWebサーバに対してICMP監視するのが良いです。
この監視をすることでネットと自身のWebサーバが通信しているかどうかが、
わかります。
Webサーバが故障すると想定した対処
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【用語解説】
ICMP監視
ICMP
(internet contorl message protocol)
異常発生時にエラーとエラー情報を
通知するプロトコル
”echo”のリクエストを投げ
返信が帰ってくるかをチェックする方法。
最も簡単な軽いチェックなので
Webサーバがダウンした場合、
Apacheが停止した場合などでは
検知はできません。
パケット
主にIPにおけるデータの最小単位
データの塊を意味する
IPパケットともいう
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