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iPhoneのデータはどこに保存されるのか?

iPhoneのデータはどこに?

iPhoneもいろんなファイルが保存されている、
パソコンなどに見られる通常のディレクトリ構造をもっています。
デバイスの内部にすべてのデータを保存することで、
iPhoneは外部スロットを持たなくてもデータのやり取りが
できるようになっています。
(SDカードやSDカードのようなものを使って外部アクセスできる
他のモバイルデバイスとは違っています。)
iPhoneの階層構造を表示するために、
脱獄されたiPhoneの場合はWi-Fiからリモートで接続します。
Macintoshコンピュータから、
iPhoneはファイルシステムの中に導くために、
SSHを介して接続されます。
すぐにデバイスにログインされていきますので、
lsコマンドを使って、ディレクトリ内容をリスト化させます。
root#ls -l
total............
...................
...................
iPhoneの内部を調査する人が興味を持つほとんどのデータは、
private/var/mobileパスに保存されています。
(iPhoneのディスクイメージ上で、mobileフォルダは
マウントされているイメージのrootにあるでしょう。)
しかし、いろんなデバイスを解剖する調査(フォレンジック)の証拠は、
他の場所にも見つけることができます。
Mobileディレクトリ内に、3つのサブフォルダが有ります。
・Application
・Library
・Media
ダウンロードされたアプリケーションはいかなるものも、
Applicationフォルダに保存されていきます。
ダウンロードされたアプリケーションそれぞれに、
アプリケーションidentifer(id)が振られます。
そのidがフォルダ名になり、
同じidですべてのデバイスに行き渡ります。
それぞれのアプリケーションフォルダの内容は、
すべてのアプリの間で、通常同じになります。
いくつか標準的なフォルダとファイルが含むものを紹介します。
●特定のアプリに対して関連したファイルを格納している
Documentフォルダplists、text documents、images

●キャッシュデータ、クッキー、ユーザ設定、
 (もし適用できるなら、Webkitデータ)
ユーザ設定は、アプリケーションが使っていくために
必要になった場合に、
一般的にユーザのログインデータが保存される所です。

●アプリケーションバンドル
アプリケーションバンドルは、アプリケーション次第ですが、
コードと他のファイルを格納している個々のファイルを
閲覧するために引き出されます。

●tmpフォルダ
ほとんどの場合、空です。主に一時ファイルの一時保存に使われます。

Yahoo! iPhoneアプリケーションのコンテンツなどは
標準的なアプリケーションディレクトリ構造を表しています。
(mobile/applicationフォルダに行き、
treeコマンドを試してみてください。)
ディレクトリの上部を見ると、
Documents、Library、tmpフォルダが確認できると思います。
同じようにYahoo!アプリフォルダが上に概要化されています。
iTunes ArtworkとiTunesMetadata.plistファイルは、
iTunes App Storeからインストールされたすべてのダウンロードに
見られる標準的なファイルです。
実際アプリケーションバンドルは、特定のアプリケーションを、
開発する上でさらなる詳細を閲覧するために引き出されられます。
たとえば、info.plistは、アプリケーションのバージョン番号や、
リリース日、または、ユーザログインデータなんかも格納できます。
アプリケーションに依りますが、
多種多様の設定ファイルが見られます。
これは保存されたアプリケーションデータを見るための、
一般的なエリアです。

ダウンロードされたアプリケーションの外側では、
さらに一般的なデータが指定のサブフォルダの中にLibraryか
Mediaフォルダとして、大抵の場合保存されています。
例えば、テキストメッセージはLibrary>SMSの下に保存され、
sms.dbと名付けられます。
iPhoneファイルシステムは、データのほとんどに対し、
直感的に分かりやすい方法で構造化されています。
しかし、デバイスのルート上の他のファイルは、
構造化されたデータの中をもう少しリサーチする必要があります。
この1つの例として、
デバイスに保存されているGPSの位置情報に関するものを
挙げてみます。
たくさんの異なるアプリケーションがユーザに、
オンボードカメラ、ビデオカメラを含む特定のアプリに、
GPSをつかうかどうかを時々聞いてきます。
この理由は、GPSデータはデバイスから撮られたビデオや写真に、
時折見られることがあるからです。
iOS4.0がリリースされたとき、
iPhoneのファイルシステムのレイアウトの部分に変更がありました。
主な変化の1つに、
consolidated.dbと呼ばれるファイルに関するものがあります。
このデータベースはGPSの幅広い配列を格納し、
経度、緯度の調整、時刻、電波塔の位置、そして、
デバイスからのWi-Fi/Bluetooth接続を含んでいます。
これは1つの例ですが、このconsolidated.dbファイルは、
個々のアプリケーションフォルダには保存されていません。
にもかかわらず、個々のアプリケーションについての情報を、
このデータベースは格納できるというのが実情です。

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