データ復旧の期間と料金
データ復旧サービス業者にデータの復旧・復元を依頼した場合の目安ですが、
家庭用パソコンでしたら目安として”5日”ほど、
サーバーやRAIDの場合には一週間から”10日前後”です。
CDやDVD、USB,MOなどの端末機器やディスクの場合には
”3〜5日”くらいを目安にすると良いようです。
あくまでこれは目安で、記憶媒体の状態や取り出すデータの量によっても
様々に変わってきます。
データ復旧料金も記憶媒体の状態によって変わってきます。
大抵のデータ復旧サービスが定める記憶媒体の損傷は4段階に分かれています。
- レベル1 軽いOS・ウイルス障害など、軽度な障害
- レベル2 ファイル情報の破損・消失・異常、OS障害、ウイルス障害など
でも、高レベル障害に必要な技能と設備を使わずに済むもの
- レベル3 論理的障害で高度な技能と設備を必要とするもの
- レベル4 ハードディスクの著しい損傷、物理的損傷を含み、
復旧が困難なもの
と定められていることが多いようです。
記憶媒体とダメージごとの料金目安ですが、
家庭で使用していたパソコンのハードディスクの復旧の場合
レベル1 ¥20,000〜
レベル2 ¥55,000〜
レベル3 ¥130,000〜
レベル4 ¥170,000〜
RAID構成のNASやサーバの場合
¥140,000〜(要見積もりの場合が多いです。)
デジタルカメラ用のフラッシュメモリ、USBメモリ等
〜64MB ¥20,000〜
64MB〜512MB ¥30,000〜
512MB ¥40,000〜
その他の記憶媒体
CD-R・CD-RW ¥30,000〜
DVD−R・RW・RAM ¥80,000〜
フロッピーディスク ¥20,000〜
MO (業者により様々で、ほとんど要見積もりです。)
ハードディスクの不具合を直す方法
自分でできるハードディスクの手入れ方法
システムを調子の良い時に戻す方法
自分でするデータの復旧・復元方法
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【用語解説】
論理障害
間違ってファイルを
削除してしまったり
ハードディスクやサーバーダウン等
ファイル読み込みのエラーや
ウイルス障害が原因となる
データ破損の事を指します。
論理障害では
プログラムファイルの拡張子そのものが
消失している場合が大半なのですが、
セクタ(ハードディスク上の最小の記憶領域)
に残された痕跡は
まだ無事である事も多いです
物理障害
機器そのものが破損していることで
内部回路が物理的な破壊されている状態です。
パソコンなどの本体に強い衝撃がかかったり、
電源のショートによりハードディスク(HDD)などの
精密な部分が破壊されて動かなくなる
といった状態を指します。
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