データ復旧サービスとは、
誤操作によって消失したファイルを復元したり、
故障した記録装置からデータやファイルを救出するサービスです。
データ復旧サービスに依頼をすると、
ハードウェアやソフトウェアの障害や誤操作による消失はもちろんのこと、
火災や自然災害などによって極めて重篤な損傷をうけて、
ハードディスクにアクセスできなくなった場合にも
データやファイルを復旧してくれます。
様々なシステム、メディアに対応してくれるところが多く、
データ復旧サービスセンターは、
パソコンのハードディスクの復旧、NASやストレージなどのサーバー機器など、
コンピュータ関係のものから、USBメモリやデジカメなどまで、
記憶媒体ならデータ復旧作業の対象にしてくれているところもあります。
レベル1 軽度のOS障害、軽度のウィルス障害など、容易に解決可能な障害
レベル2 ファイル情報の破壊・消失・異常、ウィルス障害、
OS障害などを含む高傷害までの技術と設備を要しない障害
レベル3 論理障害で高度な技術と設備を要するもの、時間を要するもの
ファイルシステムの重篤な障害、ハードディスクの物理障害など
障害含む、データの復旧が困難な障害
レベル4 ハードディスクの著しい破損を含む、データの復旧が極めて困難な障害
大規模災害による損傷の場合、割引が効く会社があります。
データ復旧サービスでは
相談無料、診断無料、成功報酬制で作業してくれる所もあり、
データを復旧できなかった場合には一切費用がかからない場合もあるので、
お困りの時には相談してみるのも良いです。
対応してもらえる可能性の高い症状の例です。
- * パソコンが起動しない
- * ファイル/フォルダにアクセスできない
- * ファイル/フォルダの損傷・消去・消失
- * パーティション消失
- * ボリュームをマウントできない
- * ハードディスクが認識されない
- * ハードディスクが故障した
- * 再起動を繰り返す
- * ブルーバックで起動しない
- * 画面が真っ黒になる
- * 火災でパソコン、ハードディスクが燃えた
- * 水害でがパソコン、ハードディスクが水没した
- * 高所から落とした
- * 飲み物をこぼした
など
よりデータ復旧の確率を上げるために
● 誤ってファイル、フォルダやパーティションを削除してしまった場合には、
すぐにシステムを終了してください。
システムを稼動し続けることで、
データやファイルの痕跡に上書きが生じて、
データやファイル復旧する手がかりがなくなっていく場合があります。
● 機器やHDDから異音が聞こえる場合、
又はハードディスクがシステムに認識されない場合は、
すぐにシステムを終了し、ハードディスク復旧業者に相談してください。
● ハードディスクのデータを削除してしまった場合は
デフラグを実施しないでください。
● 動作が不安定または障害の発生している疑いのある
ハードディスクやシステムに対して、
ディスクユーティリティを実行しないで下さい。
● バックアップデータの復旧を試す場合は、
正常なハードディスクへ移しかえた上で実施してください。
データ復旧サービスにかかる料金とは?
データを復旧・復元する方法とは?
ハードディスクの不具合を直す
データを復旧できるタイミングとは?
自分でできるハードディスクの手入れ
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【用語解説】
ウィルス
他人のコンピュータに
勝手に入り込んで誤作動などを
起こすプログラム。
画面表示をでたらめにしたり、
無意味な単語を表示したり、
ディスクに保存されている
ファイルを破壊したりする。
ウイルスはインターネットから
ダウンロードしたファイルや、
他人から借りたフロッピーディスクなどを
通じて感染する。
最近ではe-mailを介して
感染するタイプの
ウイルス(ワーム)もある。
大抵は使用者の知らないうちに感染する。
ウイルスに感染したことに気づかずに
コンピュータを使用し続けると、
他のコンピュータにウイルスを
うつす危険性もある。
バックアップ
データやファイル、プログラムなどの
コピーを他の記憶媒体に保管すること。
コピーそのものを指すこともある。
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