androidには、どんなデータが保存されるのか？

シェルにあるデータ

フォレンジック分析をする人は、
調査をするデバイスからリカバリされるデータに関心をもつことが多いです。
AndroidはLinuxにみられるようなよくあるアイテムと、
Dalvik VMとTAFFS2ファイルシステムのような、
新しいアイテム全般とを組み合わせています。
また、違う製品を受け入れる様々な仕組みがあって複雑になっています。
Androidデバイスには大抵、いくつかの本質的なコンセプトがあり、
ファイルシステム、ファイルや、フォレンジック分析をする人が
Androidを調査する上で効果を最大限にするために
知らなければならない核となるアイテムがあります。

何のデータが保存されているのか？

Androidデバイスには事情に大きなデータ量が保存されてます。
大抵、個人的なデータと仕事のデータの両方が組み合わされています。
アプリはそれらデータの主なソースとなっていて、
●Androidに搭載されているアプリ
●製造時にインストールされたアプリ
●ワイヤレスキャリアでインストールされたアプリ
●GoogleやAndroidアプリの追加
●ユーザがインストールしたアプリ。大抵はAndroidマーケットからの物。
のようないくつかのアプリ向けソースを含みます。
Androidデバイスに見られるデータのサンプルとしては、
●テキストメッセンジャー（SMS／MMS）
●Contacts
●通話履歴
●E-mailメッセージ（Gmail、Yahoo、Exchange（outlook))
●インスタントメッセンジャー／チャット
●GPS調整
●写真／ビデオ
●ウェブ履歴
●検索履歴
●ディレクションの操作
●Facebook、Twitterや他のソーシャルメディアクライアント
●デバイスに保存されたファイル
●音楽集
●カレンダー、予定表
●金融情報
●買い物履歴
●ファイルの共有

アプリデータを保存するディレクトリ構造

Androidアプリケーションは主に２つの場所にデータを保存します。
外部ストレージ（記憶装置／領域）と内部ストレージに分けられます。
外部ストレージは、SDカードなどで、アプリケーションは希望の場所にデータを
保存することができます。
内部ストレージはAndroidでコントロールされています。
マーケットプレイスなどからアプリケーションがインストールされた時には、
内部ストレージはパッケージ名の後に名付けられた
/data/dataのサブディレクトリに保存されます。
例えば、初期のAndroidウェブブラウザはcom.android.browserの
パッケージ名を持ちます。
そのブラウザのデータファイルは/data/data/com.android.browserに
保存されます。
一方、アプリケーションがデータファイルを保存する必要は、
ほとんどの場合ありません。
アプリケーションの/data/dataサブディレクトリの中は、
開発者がコントロールするディレクトリと同じような、
たくさんのアプリケーションに見られる標準的なディレクトリが
いくつか有ります。