androidのdumpstateについて

dumpsys

dumpstateはデバッグのコマンドで、
dumpsysと組み合わせてシステム情報をデバッグします。
他のコマンドと同じように、
$sdb shell dumpsys
と入力すると、まずエミュレータやデバイスでルートとして動いている
アプリケーションのスタックトレースが表示されます。
しかし、HTCでデバイスでは、
dumpstateはpermission denid（アクセス拒否）を返されます。
その後続くのはデバイスについての情報で、
build、radio、ネットワーク、カーネルの詳細になります。
残るログには下記のような概要が含まれています。

bugreport

bugreportはlogcat、dumpsys、dumpstateと組み合わせ、
1つのコマンドでデバッグを出力し、
バグのレポートを送る目的でディスプレイに映し出します。
コマンドの打ち方は、
$ adb bugreport

下のコマンドはdumpstateが走っている状態で始まり、
HTC Incredibleの参照に対し走るときに、
その出力がファイルに保存され、その時にラインのカウントが行われます。
$ adb bugreport > bugreport.log
$ wc -l bugreport.log
42575 bugreport.log

この例では、レポートに42000行以上のデバッグが生成され、
タイムスタンプ、appデータ、システム情報に多く含まれていることがわかります。
このデータの構文解析をすると、使いやすい情報が得られます。
でも、このデータを手動で処理しようとすると、
データ量が多すぎてかなり大変な事になります。